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奥田恵梨華です。引っ越しました。新住所はこちら→http://star-studio.jp/erika/index.php


by meryring
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映画『余命』

生野慈朗監督、松雪泰子さん主演の映画『余命』が、2月7日から全国で公開されます。

事務所パワー☆で一足お先に、この映画を観てしまいました〜!


スターダストピクチャーズ(SDP・・・スチャダラと同じだ・・・)からの配信第1作目だそうです。




も〜〜〜、松雪さん、キレイ!!

ぴっかぴかできらっきら。

同じ人間と思えない。

でもさ、女って、子供を産んで「母」になると、びっくりするくらい輝くよね。私のまわりでもみんなどんどん「母」になっていくけど、みんなキレイになってる。



松雪さんが演じるのは38歳の外科医。妊娠がわかった直後に乳がんが再発し出産かがん治療かの究極の選択に悩む・・・というストーリーです。

公開前なんで、詳しくは書けないけど、とりあえず、


超泣きます。


8リットルくらい涙出ました。エリカ超えです。

多分泣くだろうな〜〜〜と思ってたけど、予想をはるか上回るほど

泣きました。

フツウに映画館で公開後に観ていたかと思うとおそろしいです。

ティッシュたくさん持って行った方がいいです。



「病気で死ぬとか、子供や犬が出てくる映画なんて〜」なんて言う人もいると思いますが(笑)、この映画は、それぞれの心情が細やかに描かれていて、すごくよかった。夫婦の感じとか。
(↑このセリフは某監督が実際言ったセリフですが、私は“子供・犬映画”も好きです!)


うまれたての赤ちゃんみたいにキラキラで、美しい映画だった。


ホント号泣。


エンディング曲も、急に現実に引き戻される感じがすごくてある意味いい効果が。




普段言えない事。

こっぱずかしいような優しさ。

言葉にするとバカっぽくうざく聞こえる(んじゃないかと恐れて口には出さない)ホントはうまれたてのままの素直な美しい心。


胸につかえて出て行けない心を、たまに開放してやらなきゃね・・・




この映画を観て、田口ランディさんの本に書いてあったことを思い出した。


それは、「人をなぜ殺してはいけないのか?」という質問に母親の立場から答えるというもので(『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』という本の中の「母親のお仕事」という章)


「すべての生きとし生ける人は、2歳までの間に誰かがつきっきりで寝食を削って自分の世話をしてくれたはずだ。そうでなければ、赤ちゃんは死ぬのだそうだ。世話をしてくれたのが母親であれ、父親であれ、施設の人であれ、この24時間つきっきりの世話というのを誰かがしてくれたからこそ、今生きるすべての人は存在している」というもの・・・。


私は子供を産んだ事がない。産むかどうかもわからない。

自分がもし、映画のような状況になったら、どういう選択をするかわからない。

子供を産むってどんな事なのかも全然わからない。

ランディさんの親友ノリコさんのいうところの「子供を産んだことのないガリガリ女」だもんで・・・


でも、自分が今生きてるのは、お母さんが産んでくれたから。


誰かにつきっきりで世話してもらったから。


そうやって、ずっと繋がってきた命・・・


ありがとう!



なんつって。文字の大きさにびっくりだよ。


でも、そんな風に思えるいい映画だったよ。




保育園で働く私の友達が0歳児のクラスの先生になったばかりのころ、「私の汚い心で無垢な園児が汚れてしまいそうで恐い」なんて言っていた。


でもそれは全然逆だった。赤ちゃんはすごいパワーを持ってるらしい。


その友達は、久しぶりに会うと前よりもっと美しくなって、輝いていた。びっくりするくらい。


そりゃそうだよね、これからどんどん大きくなっていく力を秘めているんだもんね。


赤ちゃんすげーーー。


私がこんな他人事なのは・・・


いつまでも私が赤ちゃんでいたいからーーー!バブー。愛して〜!!(バカ)





いや〜〜、にしても、ホントに松雪さんは美しい。

椎名桔平さんとの夫婦も、素敵で理想的。

私の大好きな宮崎美子さん、奥貫薫さんも出ています。


映画に出てくる加計呂麻島の海も美しい。


私は鹿児島に住んでいた時、いろいろ離島に旅行したけど、たしか加計呂麻は行ってないと思うけど、奄美は友達の伯母さんの家に滞在させてもらったことがあって、その伯母さんがすごい豪快な人で、とても楽しかったな。


鶏飯(てんこもり)、すんごく美味かったな〜〜〜。
油ソーメン(てんこもり)、また食べたいな〜〜〜。


日食も見たかったけど、げろのように人が集まるのだろう・・・オエー。でも行きたい。



というわけで、話バラバラだけど、許して。赤ちゃんだから。



最後にダメ押しでバブー。

映画『余命』_b0072729_12523128.jpg
Commented by 1414 at 2009-01-29 13:29
「バブー」って・・・
新しい赤ちゃんキャラの誕生ですか?(笑)
かごに入っておしゃぶりくわえた恵梨華さんを想像してしまったぢゃないか(笑)
Commented by shuttertripper at 2009-01-29 13:34
いやいや、おくださんもキレイですよ。あたりまえだけど。
日食は、今からじゃチケットとれないみたいですよ。
『余命』、テレビの映画紹介で見たら、
椎名さん無精髭でボロボロになってたけど大丈夫かな?
ちゃんと立ち直れたのかな? 心配で観に行けません。。。
Commented by newgascooker at 2009-01-29 14:04
「巨人の星」の星飛雄馬が「俺は今、猛烈に感動している!」と言ってましたが、オクダさんもそんな状態のようですね。
Commented by momo31hana127 at 2009-01-29 15:25
2つのブログの同時進行、なんだか大変そう。
最近DVD借りてパンドラを一機観してしまいました。割と面白買ったですが、主演の三上博史さんがやせすぎです。ボクサーのようです。
Commented by oya-koukou at 2009-01-29 15:52
バカ!いい加減にしなさい!
とて、ソウルフルな読み応えのある文章です、エリカさま。
Commented by wghi at 2009-01-29 16:28
確かに奥田さんのピュアさは、あたかも
赤ちゃんのような感じでもあると思ったり

いや、オツムが赤ちゃんって事じゃなくって
心が赤ちゃんって感じで…ベイビー・ハート
Commented by fotomuzik at 2009-01-29 19:43
内輪の話で恐縮ですが、ウチは子どもが一人います。
出産にも立ち会いました。奥さんが痛そうなのが心配だし、生まれた瞬間の子どもは紫色でエイリアンみたいだしで、「生命の誕生の瞬間」とか感動的なものとはとても言えませんでした(今でも奥さんのあの痛そうな顔や声はこびりついています。女性は痛みを忘れるホルモンが分泌されるそうで、本人は「忘れた」らしいです)。
一つだけ言えることは、「産んでみないとわからない」。子どもの可愛さも憎たらしさ、家庭の変化とか、こればっかりは経験してみないとわかりません。理屈ではわかると思うけど、指でなぞれるような生々しい“体験”としては理解できないと思います。
まあ、結婚でも恋愛でも何でもそうですけどね。
だらだらと長くなってすみません。ヨルくんと楽しくお過ごしください。
Commented by tohee at 2009-01-29 19:51
へえ~~~っ
Commented by sherryozaki at 2009-01-29 21:04
子供と接するとこの汚れたココロが少し綺麗になった様な気がします。

大人になるってココロが汚れていく事?
オヤジは少し悩んでしまう…。
Commented by S_Holmes221B at 2009-01-29 21:21
(^∇^)ノ こんばんは~☆
Commented by sukisukicafe at 2009-01-29 22:25
なんて面白い文章なんだ。ヽ(^o^)丿
Commented by hanimark_kitamura at 2009-01-29 23:48
はーい、ちゃーん、ぱぷーっ!(イクラちゃん語)
(訳:私も赤ちゃんです。よろしくお願いします)
Commented by wein_und_musik at 2009-01-30 12:00
SDPといったら社会民主党。(本邦の方でなくてドイツの前与党)
そこまで言われると是非映画館に足を運びたくなります。
オクダさん、レビュアーのセンスがあるのかもしれませんよ。

出産経験者の同年代の言によると、とにかく痛いらしい。
子供を生んだ女性が輝くのは、それに耐える愛情と強さに
拠るものなのかもしれませんね。
by meryring | 2009-01-29 12:56 | Comments(13)